紋谷のソコヂカラ ブログテーマ:友

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FBよありがとう でも、いいね!は大嫌い。という話し

投稿日時:2012/04/17(火) 00:36

フェイスブックで発信ばかりしていたら
「ブログあげられてないので心配です…」
とのメールを何通かいただいてしまった。


どうもすいません。

病院にPC持ち込んでというのも憚られ 
…というか安き? …易き? 
…に流されておりました。


それでも、僕の原点はここにありで、
FBに長話はやはり
どうもそぐわないので 
ちゃんと落ち着いて書ける
時は
やはりブログなんだと思います。


だからFBと併用となりますが
また間隔はあくとは思いますが
続けたいと思っています。


それにFBの世界は 
「前向きで 平和で 美しい」ので 
事実は別にして 
本音がなかなか発信しづらい。


もちろん利用してみてよかったなあ 
ヤッパリFBはすごいね♪ 
ということも多いのですが


反面 …うざいなあ へんだなあ 
も同じように多い。


今年に入って 僕は 

 いいね! 

を一度も押していない。


その理由は いいね!と思わないわけではなく 
いいね! ってなにが? 

と言われて思うからで 

たとえば


少し寝坊してリビングに降りると 
テーブルにカレーが


「かあちゃん!! 朝からカレーかよ?」
…と思わず口に出た


「カレーでなにが悪い!」と母さん

「昨日の残りじゃん!手抜きかよ」

「2日目のカレーが
 いちばんうまいのじゃ!」
と切り返された


そういう問題かよ…と思ったが 
まあ 嫌いじゃないので 
口の中に放り込み


「行ってきま~す」

学校までは路線バス 
なんとか間に合う

混んでいる車内 … 

同じクラスのSも乗っていた


「うっす!! …?
 んっ? おめえ カレー臭くね?」


「そうか?」

「朝からカレーかよ?
 おまえん家へんじゃね?
 昨日の残りかよ」


「カレーでなにが悪い!
 お前は知らないな
 二日目のカレーが
 一番うまいんじゃ!」


と言ってやったら
ふーんンそういうものか…
と納得している


ふーう 
あぶないあぶない 
こういうところで負けると 
いじめられっこになっちまうんだ!


カレー万歳!! だ


…とまあ こういうコメントを
発信したとして 
ここに 

「いいね!」 

とくると 
…さて果たしてなにが

「いいね!」なのか?


①    朝からカレーってところが いいね!

②    その母さんの切り返しが いいね!

③    S君へ切り返し
  まんま母さんなところが
  息子らしくて いいね!


④    カレーからいじめられない術を学ぶ
  そのあたりの大人びているところが
  いいね!



なのか ? 

いったいそのいいね! は

①~④のどこに いいね!なのか? 

もしくはほかのなにかに いいね! なのか?


ただ…いいね! 

じゃぜんぜんわからない。


だから僕は いいね! と思ったら 
どこがいいね!なのか 
コメントをするべきだと
思うのであります。


おそらく近い将来 
国語の読解力のテストに


「以下の文章に いいね! が押されました
 いったい どこが いいね!なのでしょう
 簡潔に述べよ」


みたいな問題がでるかもしれませんね。 


ああ意味がない。


あと いいね!って 
なんか上から目線なのと 
無責任ぽいから 
嫌いなのです。


とまあ こんなことを言うと

そんなに大げさなことではなく 
ちょっといいねだから いいね! 
くらいの時もあるじゃん 
と友人に言われたが、


そんなものは ないと僕は思う。



だから これからも 僕は

 いいね! 

は絶対に押さない


知らない人ですが 
母親が亡くなり 
その母への思いを 
コメントされていた方がいた


それに対して 彼と彼の母親を知る方々から 
お悔やみや励ましのメッセージが
多く寄せられていたが


いいね! がいくつか
カウントされていた … 

単純に非常識な人間は大嫌いだ。


NASDAQに上場する際に 
既存の広告モデルからの
なにがしかの脱却を


ザッカーさん発表するかどうかは知らないが

 いいね! のままでは

通用しないぞ これからは 
と大きな声で言っておこう 
オッホン!!




FBのおかげで 
うれしいことが またあった。


以前にも 書きましたが
僕がFBを始めた目的の一つは 
ある時代に一緒に居た人たちとの 
つながりを復活させること


それは30年前の 
渋谷のアルバイト時代に 
お世話になった方々のこと。


そのちの何人かには 
なん年に1度くらいの割合で 
お会いすることができるのですが 
大勢で集まるとなると 
それはもうみなさん
バラバラで
定期的に会う習慣がないことも併せると 
なかなか揃うこともない。


FBでコミュニティーを作れば 
そこで近況の報告からはじめて 
つながりが復活するのでは
と思い描いたのです。


なぜにそれほど
たかがバイト時代の話しではない? 
と思われるでしょうが 

僕にとって その4年間は
ほんとうに成長させてもらった。


格好ばかり気にして 
形は整えても中味がスカスカな自分 
中学から高校までの自分は 
そういうヤツでした。


本や雑誌やTVや映画の中から 
自分の在り方みたいなところを 
早々と決めていて 

…別に他人と交わることもなく 
わが道をゆく


でも、中味はからっぽ 
形ばかり取り繕っているから 
なにかあると対処できない 
身についていないこと
ばかりの情けない子供でした。


その器だけがある自分の 
中味をどんどん埋めてもらったのです 
その4年間に 
先輩達から。


この話しは以前もしたので 
詳しくはしませんが


東京暮らし 
人を育てると言うこと 
働くと言うこと 
目上の人へのマナー 
お酒を飲むと言うこと 
呑み屋さんでの立ち居振る舞い


洋服を選ぶということ 
女性と付き合うと言うこと 
よい音楽とは 

…などなど


後にも先にも 
自分を解放できる先輩達は 
彼らしかいません。



しかし この先輩達 
FBのなんたるかも知らない方々が多く 
まったくこちらにエントリーがありません。


半年間で4人
(しかもうち2人はそもそも
 しょっちゅう会っている関係) 
しか増えません(笑) 

こりゃダメだと諦めていた頃


FBを通じて ライターのSさんと 
もともとの友人のNさんが 
知り合いになる過程で 
わがやに先輩達を集めて 
もんやへのインタビューもらいましょう


…という流れになり 
また新しく入ってきた 
後輩の一人が動いてくれて 
声をかけ わが家で 
PATIOの面々が
揃うことになったのです。


実際に どなたが来られるのかは 
知らないまま 当日(昨日)を迎えました。


そして、会いたい人全員…
とはいかないまでも
全員となると30人は越える) 

とても会いたい面々が
横浜の我が家までわざわざ来てくれました。


なかには この日のためだけに 
高知から来てくれた後輩  
同じく山梨から出て来てくれた先輩  

なかには 会社をつぶし 
債権者(役所)から

逃げている最中のヤツ 

なども交えて 14名のみなさん 

ほんとうにお久しぶりの時間でした。



だいたい なんで集まるか? 
もんやが大変らしい? 

なにしに行くのか? 
お見舞いか? お別れ会か? 
壮行会か? 同窓会か?


なんだ なんだかわからんが 
まあ よくわからんが…
と来てくれるわけで 



(自分がその立場なら
 どんな顔して行くのか わからないですもんね)


それでもはじめはぎこちないのですが 
瞬く間に30年前に戻り 
お馬鹿な話で大笑いとなるのです。


ほんとうに 久しぶりに
大笑いしました。




変わっていないなあ ~ 
ということなのですが  

そうではなく この時間は
あの時代に戻れるということなのでしょう。


30年もたてば それはそれ 
いろいろ変わるわけで 

でも おのおのに絶対的に意味のある
時間であれば 面子が揃えば 
その時代の自分に戻れる
ということなので
しょう。

学生時代の同窓 会社での同期や同僚 
そういう繋がりに恵まれている人は 
FBを通じて 
どんどん再会の場面を作りましょう。


ほんとうに会おうと
しなければ会えないですから。 
人って…



いいね! などと言っているだけでは 
意味はないです FBに。

今週末の金曜日 7時から4人で予約お願いします

投稿日時:2012/02/09(木) 22:39

「今週末の金曜日 
  7時から4人で予約お願いします」
 
こんなメールがやってきた。
 
5年前にカナダの
ケベックシティーに単身赴任となり、
このたびめでたくも任期満了で
東京に戻ってくることになったそうだ。
 
その間、一度も帰国せず 
久しぶりの日本 久しぶりの再会の宴を
紋家で…というリクエストは 
こそばゆいくらいにうれしい。

どこか知り合いの店でも借り切り 
ひと夜限りでも復活しようか…
と一瞬迷う…やってできないことはない
……ないが… 
やはり止めておくことにする。

電話をかけ 事情を話すと 
残念そうな様子が伝わってくる。

自分で自分のことはよくわからないが。
ああ…自分のしてきた過去のある出来事に 
少しは意味があったのだと 小さく感動する。

自分の過去は 他人に宿ると言うのは 本当だ。

自分を知るすべての人の中にある 

“自分への記憶”を足してゆけば
 自分が出来上がる。

関わったひとが自分の人生だ。 
逆にいえば 記憶に残らなければ意味はない。

自分はこれこれこんなもんや!! 
と嘯いても 自分の知る自分には 
ほとんど意味がない。

ただのガランドウ だ。
 
当時のバイト3人衆と久しぶりに会った。



学生だった3人は
それぞれ社会人となっている。

さっちゃんは 就活を早々にあきらめ 
新聞記者の父親について台湾に渡った 

「いまでこそ思えば じぶん 
中国語向いていたんでしょうね~」

本人曰く あまり抵抗も苦労もなく 
すんなりと身についた と…

日本語学校の教師を経て 
昨年からまたまた父親の転勤に合わせ 
北京に移り住む。

併せて、民族大学
(中国の少数民族が多く通う大学らしい)の
留学生となる。

ちなみに 中国語は、新HSKの5級をクリア 
ラストの6級も合格目前とのこと。

あゆみちゃんも 
就活は早々に諦めたクチ。

ゆくゆくは 自分でカフェをしたい
夢は変わらず 修行中。

やる気が表にはまったく出てこないが 
じっくり話すと一本、将来に向けての
芯は通っている。

最近は経営に興味を覚え 
アルバイトをしていた某外食産業の
レストランから社員にと請われ
それを受けたらしい。 

またバンドを組むことになり 
ベースと格闘していると笑っていた。

森くん 
問題であります。 

バイト時代から 心配で仕方がなかったのですが 
…やはりまだ社会とか組織とか
やりたいこととか
そういうものと自分の意識が、
かみ合っていない。  

それでも以前よりは目に輝きが戻ったか?

新卒で求人広告業界の
ある会社に就職して営業職 
2年目あたりから 
いっさい売れない日々を悶々と過ごし
クビ直前だった あの頃に比べれば 
実績も増えて少しは
ましな顔つきになったようだ。

4月から大手の中途採用を担当すると
静かに燃えていたから まあよいか。

3人と 紋家当時の話になった。
笑えたのは お客さんの話し… 

3人がそれぞれ記憶しているお客さん 
常連のお客さんのクセ印象に残っている出来事… 

これが笑えた。 

そんな風に見ていたのか?
とも思った。

いくつか紹介したいのですが 
…これは書けない。 

あまりにも笑えるし
今でも付き合いのある方も多く 

…ぷっ 笑える。

ただひとり3人が共通して覚えているのだけれど 
名前が出てこないお客がいることがわかった。

いつもカウンターに座る 
年の頃は40歳手前の女性 
スーツ姿が多くひとりで来る。

わたしたちバイトには一切話さないが、
カウンター越しにもんやさんとはよく話す… 
そんなお客さんだというが、 
不肖 わたくし 一切 記憶がない。  

いらっしゃいましたか そんな方? 

 
黒島から わが友 
黒木さんが 東京にやってきた。

冬は本業である 
ダイビング&シュノーケルが暇な季節  
だから彼は出稼ぎに出る。



出稼ぎといっても 
彼が職を探すのではない。
請われて出向くのであります。

FAの設計 
とくに電機系の配線などの
設計を引きうけるエンジニアとして。

工場の生産ラインは 
生産される商品によって 
規模 仕組みなどが様変わりする。

どこそこの工場に これこれの部品が 
いついつまでに どれくらい生産できる 

ラインを作るためには
黒木さんの仕事なくしては成り立たない。 

サラリーマン時代に必要に迫られて 
習得し磨いた技能はその後 
独立して単独で仕事を請け負うまでになり、 
その後彼が 八重山に移り住んだ今でも、
昔の仲間からその腕を請われて 
仕事の依頼がやってくる。

大したものです。

 「身についた飯のタネを
    二つもお持ちなのですから」 

僕などは いてもいなくても 
まあ どっちでもいいかなあ 
的な技能を チロチロと
持っているに過ぎず、

あとは 人間関係と言う 
まことに不確かなものを身に纏い…
右に左ににょろにょろしているだけなのに。

八重山諸島の南方面 
黒島回りの海の中は 
彼に任せておけば すべてOKだし

彼の頭が具現化してくれたなら、 
新製品の生産ラインの電機配線に支障はない。

しかし、その彼をして 
こんな僕でも顔をみたい 酒が飲みたいと 
言ってくれるのはうれしい。

40歳を過ぎて 知りあって よかったという 
出会いは なかなかにない。

表面的な関係は そもそも敬遠する 
避けて通りたい自分なので 
腹をさらけ出すことがまずない。

仕事などで、利害が如実ならば 
そういう意味ではあるのだろうが 
心から…みたいなことになると
難しい。

貴重な出会いだと思っている。
 
◆◆◆

月末にはまた大きな検査 
そして マーカー値の高さに!? となり 
抗がん剤で入院と 
そういうシナリオが予想されます。

面倒が靴下臭いですが 
早めに乗り切りたいと 
その上で 新しいことしたい 

そんな欲求がなぜだか高いです。

世の中がいろいろあった あくる年 

…今年は それぞれが 
なにか動きださなければならない 

そういう年です みなさん。

今年、動かない人は これからも動かない 
それくらいの年だと思います。 

だから僕も 今年はいろいろ決断して 
チャレンジしていい感じに
人の記憶に残るような(笑) 
そんな1年にしたいです。 

もう2月だ。 

銀河からの電話

投稿日時:2011/07/25(月) 19:52

前回 前フリした“ぼくのとっておきの場所”に
ついて書こうとしていたら、銀河から電話が入った。
 
銀河とは 小三になる男の子のことで、
ぼくの大切な友人のひとりだ。
 
「もんやさん 来週の舞台
 ぼくがはじめて主役をやるから観に来てね」
 
というお誘いの電話。
 
鎌倉こどもミュージカル 
第4回公演 「あまんじゃくの桜貝」

1日3公演のうちの2回を 
銀河は主役で出演するらしい。
 
場所は大船にある 「鎌倉芸術館」 
鎌倉こどもミュージカルは 
児童劇団「大きな夢」を親団体に持っている。
 
鎌倉こどもミュージカルの
第1回公演から出演している銀河は、
この「大きな夢」の舞台にも参加している、
小三ながら すでに実力派のベテランなのである。
 
「あまんじゃくの桜貝」というのは、 
あまんじゃく(あまのじゃく)の言われを
モチーフにした子供劇で、
それをミュージカルに仕立てている。

とある漁村が舞台で、同じ年頃の子どもたちから、
あまんじゃくとして疎んじられる少年が、
この場所に母親と越して来た、サチという少女と出会い 
だんだんと生来の優しい心根を取り戻してゆく
というお話し。
 
銀河はこのあまんじゃくのゲンタ少年を演じる。
 
大切な友人ではありますが、
気持ちとしては保護者の気分 
銀河が登場してくるや否や、
ドキドキしてしまった。

声は出ているか。
台詞は忘れないか。
気持ちはノッテいるか。
…自分でも笑ってしまうくらい緊張した。
 
しかし、さすが 銀河であります。 
その名に恥じない堂々とした演技っぷり。
前半の“クセのあるあまんじゃくの風体”を
きっちり魅せてくれます。 

観客にも子供が多いせいか、
飽きさせないように1時間半の内容の
ちょうど半分で休憩を入れて、後半へ。
 
村の嫌われ者が 美しい少女サチと出会い、
戸惑い、変わってゆくシーン
 
このあたりは さすがに難しいのか 
前半の勢いが少しなくなってしまった感じ。
 
それもほんの少し、優しい心根えお取り戻して以降は、
もとの銀河に戻ってくれました。 

よかった。
 
30人以上いる 劇団員をすべて舞台に立たせ 
踊り 歌わせるミュージカル。
 
簡単に見えて演出の苦労は伺える。 
わらべ歌を少しPOPにアレンジして 
子供たちがさまざまに遊びながら
舞台を駆け回るシーンは好きでした。
 
蜷川幸雄だの 野田MAPだの 串田さんだの 
最近観ていたので、こういう、誰も悪くない 
優しいもので包まれた 
ほのぼのとしたテンポの舞台を観ると、
ほっとします。
 
銀河お疲れさまでした。


 

しかし、銀河という名は 
よくつけたものだと感心する。
 
そして、小三にしてその名前以上の
“大物ぶり”を発揮していることに 
なんとも感心する。
 
余談だが
 
昨日、とあるお役所の女性と、
最近の子供の名前の付け方についての話になった。
 
彼女は、仕事がら毎日 
さまざまな名前に遭遇するというが
 
「顔にも口にも もちろん出しませんが
 最近の名前の付け方はおかしい
 といつも感じるんです」
 
「ああ わかります
 音で読ませて 漢字を当てはめる
 結果 二十歳になったら
   ハズかしいだろ 的なやつでしょ」
 
「そうそうほんとうにそうです」
 
「蹴人で シュート   …
 サッカーもキックボクシングも
   やらかい人生を送ったらどうすんだ…って」
 
「美音羅で ヴィオラちゃん 
    … お母さんのご趣味なんでしょうが…」
 
「組み合わせた漢字に意味はなく
 音でゆくなら いっそ
   カタカナにしてあげればって思う」
 
「昔の暴走族の 夜露死苦
 ってのと同じ発想」
 
「ほんとうに多いですよ最近」
 
「名前は絶対に体を表す
 って思うのですよ
 でもこの手の名前は表しようがない」
 
「ネットで見たんですが
 “野風平蔵重親”って名前付けられた男の子とか…
    これは音じゃないですが」
 
「…はい!?
 歴女のお母さん?
    にもほどがあるでしょ」
 
「葉輪子…で ぱりんこ とか…」
 
「…マジですか?? パってどうなんだ パッって…」
 
「優留姫 …というのもありました」
 
「…? ゆるひめ?… 」
 
「いや これで ゆるめ って読ませるらしいです」
 
「うーん それは女の子には どうなんだろ?」
 
「それが…(笑) 男の子なんです」
 
「はあ?」
 
「将来の姫(奥さん)に優しくできるように
    …という意味なんですって」
 
「……… ただ悲しいですね」
 
 
と、この余談は盛り上がり続けたのですが 
大きなお世話だとクレームがきそうなので 
止めますが… 

少し突拍子もない名前かなあ~   と思ったら 
書類を提出する役所の窓口で
いったん深呼吸しましょう。

なんとなく不安なら ボクに連絡ください。 
帰って、彼女が見たというサイトを確認しましたら 

あるわあるわ…びっくりです。
でも、傍らに こんな名言ものっていました。
 
「…何事も、珍しき事を求め、異説を好むは、
   浅才の人の必ずある事なりとぞ」

   ~徒然草
 
 
◆◆◆
 
クーラーを使わない替りに 
お勧めを受けて 
最近 水枕を愛用しています。

今時のヤツではなく 
あの昔ながらの

「茶色いゴム製で 氷水入れて
 端を金具で留める…あれです」

 
びっくりするほど涼しくて 
まことに快適です♪ 

ぜひぜひお試しあれ。

あなたはわたしの特別枠

投稿日時:2011/03/08(火) 23:40

コンパスで 同心円を描いてみる。
中心からだんだんと 遠くに何重にも
真ん中の点は自分。

一つ目の円に入るのは 両親や兄弟
旦那さまや奥さん 子供はもちろんこの円の中に。

二つ目の円は 血縁の関係はないけれど 
自分にとってかけがえのない“他人”
…大切な友が入る。

このZONEに入る人数は少ないだろう。 
長く生きたからと言ってその数が増えるわけでなし、
ただ、最近疎遠だからと言って、消えることもない 
大切な友はいくつになっても変わらない存在。
別れた奥さん 僕の場合は彼女もこのZONE。

三つ目の円は 親友とは呼べないまでも、
一緒に居ると安心する他人のみなさん。

付き合った時期や長さはさまざまで、
学生時代 それも同じサークルであるかないか 
職場、こちらも同じ職場であるかないか
週末の趣味のサークル仲間やネットで
知り合いOFF会で仲良くなった同好の志。

男女 年齢はもちろん
「つながっている理由がさまざま」
いちばんバリエーションに富んでいるZONE。

知り合った当時はそれほどのこともなかったが、
環境が変わり、お互い大人になり、
ふとしたことで身近になった 
そんな友人がいたら、その方もこのZONE。

四つ目の円には、なんというか 
現実的に関係の深い友人が入る。 

いやらしい言い方だが、ここには、
ただ今現在の直属の上司や同じ課の同僚 
学生時代のサークル仲間 現在の愛人…

さまざまに深く関わり関わってきていて、
相手のことを“語ることのできる
”それくらいの距離にいる。

いま現在、頻繁に顔を会わせている。
このうち、現在の愛人などは、
突然一つ目の円に入ってくる可能性があるが、
ほかはない。
おそらくないということは知っている。

五つ目の円は さらに遠くなる。
けっこう飲みに行った前の職場の同僚の○○ 
中学時代あれほど毎日いっしょだったのに、
今何をしているのかも知らないし、
正直興味もない同じクラスだった○○。

毎朝、おはようございますと
声をかける隣の家の奥さん。
「いらっしゃい!!今日は早いねェ~
   ビールでいいかい」焼鳥屋のオヤジ。
息子の担任の先生なんかもこれくらいの距離か。

とても大切なクライアントだったのに 
取引がなくなり会うこともなくなったあの会社の部長も…
これが今も続いているなら、四つ目に昇格するけれど、
それもいつまで続くかわからない。
そうこのZONEは二つ目は難しいとしても 
付き合い次第では
三つ目の円くらいに入ってくる可能性がある。

六つ目ともなると もうどうでもよい(笑)
が 見知ってはいる 
…そういう顔ぶれ。
とりたてて例はあげない。

こうしてみると、中心点からの円までの距離が表すものは、
共に過ごした時間の長さではなく、
「心の距離」なのだと気がつく。

そう考えていると、どの円にも属さないのだけれど 
大切な人という存在があることに、また気がつく。

いわば、“特別枠”とでもいうのか。
顔を合せる機会は2年に1度、あるかないか。 

ふたりで酒を飲んだことはない 
趣味も考え方も正反対
住む場所も離れている 

そんなこんなで理由がなければ会うことがない。
それでも理由が出来て会うことになると、なんだか嬉しい。

いま なにをしているのか? 

なにが好きなのか? 

話してみたい…そういう気分になることが不思議だ。
自分にとって「意味のある人」

片思いかも…一方的な存在なのかもしれない。


先日コピーライターの神戸真さんがお亡くなりになりました。

享年51歳 
ひとり暮らしの彼が世を去ったその姿を 
最初に見たのは大家さん。

玄関のドアの鍵穴からだったそうです…

解剖されて判明した死因は「脳梗塞」 
実際にいつ倒れたのかは知る術もなし。

その訃報を僕が聞いた時には 
もうお骨にされていて、
ご実家のある三重県に戻っていました。

数日後、神戸さんの住んでいたマンションの部屋で
簡単なお焼香ができたのは、
お兄さんお姉さんのおかげ。

あいだを繋いでくれた友人たちのおかげ。


広告の発注主であり、ディレクターとして、
僕が神戸さんと仕事を頻繁にしていた時代は 
もう15年以上前になります。

「神戸さんは 生まれる時代が違ったんじゃないですか?」

「…なぜ?…じゃあ いつが良かったというんじゃ」

「明治維新 改革の時代ですね。
   知り合った当時は、室町のお公家さんの
   イメージだったんですが」

「うーん どっちも嫌だな」

「日本がわさわさとしている時代
 絣の着物に革靴履いて 山高帽子にステッキ持って
  … そうだなあ 大手新聞社なんかじゃなくて、
    大衆が喜びそうなカストリ雑誌に好きなこと書いて
 編集者から 先生…先生 なんて呼ばれて…
 けっこう締め切りに追われているのに、
    書かないで、言いたいことばかり言って…
 なんだかそういうイメージなんです」

「…うーん 大手出版社がいいな
 それに状況的には今となにも変わらんじゃないか!」

「なんというか ストレスのかかり具合が違うというか
 あの時代なら感じずに過ごせたのかと…」

「へんなこと言うなあ~はじめて言われたなぁ~」

こんな会話をしたのを覚えています。

あるFCの取材で沖縄に行った時に、
接待され連れて行かれた 

地元のクラブでは、ホステスさんに囲まれて 
恥ずかしいんだけれど、
なんか言わなきゃ気が済まなくて 
言ったら言ったで恥ずかしくて 
それでも言っちゃう神戸さん…

「その 見えそうで見えない
    胸元はなんとかならんものか」

「♡…ええ~ダメですかぁ~♡」

「見せるんなら見せる
 見せないんなら見せない
 はっきりしなさい」

「♡~チラッ」

「……け…けしからん!」

「♡…でも
 うちィ~あんまり大きくないんです~♡」

「………!
 そうか よいよい
 想像してしまったじゃないか」

「エッチやわあ~お客さん」

「エッチでなにが悪い
 ふんっ!!」

「胸の小さい女の娘はキライデスかぁ~」

「…それは そうだなあ~……
   くっ…苦しゅうない」

「あとお ワタシ 乳の輪が大きいんです
 ~きゃ 恥ずかしい」

「……… ! だ…だいじ オッほん !
 大事なのは乳首じゃ
 キミの乳首はなにか

 …その色はなに色じゃ」

「ええっ~ 普通ですよ 」

「普通なんて返事があるか愚か者!
 ピンクなのか…と聞いておるんじゃ」

「ええっ~じゃあ~
 ミテ ミマスカ?♡~」

「…… ……?
 いや その …いい
 結構じゃ!
   み…見るに堪えん!!」

こんな神戸さんが僕は大好きでした。

他の誰かだと聞くに堪えない 
古典的ですらあるこんな下世話な会話でも、
神戸さんならずっと聞いていたくなるのです。


亡くなられてなお 
こんなことを暴露して 

…それでも僕は最後まで神戸さんをいじります。
いじられて嬉しい神戸さん

素顔はとても真面目な神戸さん 
頑固で筋が通らないことは大嫌い…
それでいて温かみとユーモアがある神戸さんは 
僕にとっての特別枠です。

神戸さん。

よく散歩をしていただいた 
ミルキーがそちらにいるハズです。

朝、起きたら1日2回朝夕にお散歩お願いします。
そして、散歩の途中に雲の隙間から下界を覗き込んで…

「いかんな もんやさん それはいかんよ」

と 声をかけてください。 

たとえその声が聴こえてこなくても 
そう言ってくれているんだと思い 
日々 生きていこうと思います。



お焼香に連れて行ってくれたM君
(副作用でフラフラしていたので
   車で送り迎えしてくれたのです)が、
帰りの車中で言いました。

「思い出したんですよね。前に見た西部劇の映画で…
 若いアンちゃんが 老ガンマンに拳銃を向け…

   『ジジイは引っ込んでろ!…』

 とかなんとか言うシーンがあって、
 そう言われた老ガンマンが言うんです

 『オマエはそのジジイになることはないだろう』って…

 …今の時代でも、ジジイになるのって、
 大変なことなのかもしれないなあって 
 神戸さんの遺影みて
 なんだかそんなこと思いだして…」

確かに、なんだかいろいろちゃんとしないと、
ジジィになるまで生きられないかもしれない。

ただ、生き抜いた先にジジイがあるなら(ババァでも)
…だらだらと過ごしていて 
なんとなくジジイになるよりは 
満足のゆくジジイになっていたいと思う。 

また。この老ガンマンの台詞は

「お前の生き方では 俺の年にはなれないぞ!」

と戒めてくれているなら、
生き抜けるようなスタイルを身につけていたいと思う。

それがアランラッドも真っ青な
早撃ちなら極めてしまえと思う。


「ご冥福など けっこうじゃ」


そう怒られるので 
空に聴こえるのなら…
そんな言葉は言いません。

死に方がどうでも 
そんなことは関係ありません。
死んだ時が死ぬ時 
それだけのことですよね 神戸さん。

あなたは素敵なジジイでした。

安らかに…。

若きゆうさく の悩み~高2年の冬~

投稿日時:2010/11/28(日) 18:15




実は 悩んでいたのは僕であります。

“人みしり”をしないことは、まあ特技と自負しているのですが、
高校2年生の男子と、何時間も面と向かって…
いったいなにを話してあげればよいのか…

前日の夜も 布団に入り 
いろいろと考え込んでしまいました。

相手を、一人前の大人と扱うことは決めていたのですが、
見ず知らずのおじさんの家に突然(※)、連れてこられ、
ああだこうだ言われたら、自分だったらどう感じるか
(自分が高校2年のあたりの記憶を思い浮かべ)…困る、

むしろ嫌だろうなあ~

彼の母親からは、
「態度は、悪いけど 根は優しく気が小さいので…
よろしくお願いします」
とメールがくる。

どうも、話すのが苦手らしい 

…となると 彼自身が抱えている
“なにがしかの明確な意志”を探し当てないと、
両者にとってつらい時間になるし、
そのためには“実体験から生まれた引き出し”の
数がどれだけあるか…ということにかかってきて、
そこに僕がコミットメントできるかが勝負の分かれ目で…

高校2年の16歳、それほどの引き出しがあるはずもなく
…などと考えていると 
ますます眠れなくなってしまった。

※事前に僕のことをどういう風に紹介しているのかは、
大切なのですが「知り合い 社会勉強」
としか伝えていないらしい。

つまり、心の事前準備はなく

「うるさい母さんが俺のこと心配して
 まことにうぜえけど、仕方ないから 行くか」

とやってくることを覚悟しておかなければならない 
ということであります。

就活中の学生には「明確な意志」があり、
若い社会人には「明確な問題」がある。

そういう相手は、ある意味“楽”であります。 

解決する方向は見えているから…


こういう時に 世の中の父親はいかがしているか…
などとも思うが、自分の息子と他人のそれでは
だいぶん違う訳で、
同じ世代の息子を持っているからといって、
他人の息子の心持ちを斟酌できるか
とは限らないのだと思ってみる。

むしろ他人であるから客観的で
冷静に対することができるはずなのですが、、 
意味のない時間とお互いが感じることを避けるとなると、
難しい。

翌朝は見事な晴天 … 

まずは家の前のミルキー公園
(先月からこうネーミングされました)で、
サッカーボールでも蹴りながら、
頭からっぽにして それから話そうか と 

ボールを用意して… 自己紹介をお互いする際に、
見えてくる引き出しから入るしかない…
と決め、100均で2冊のノートとペンを用意して
彼を迎え入れたのでした。


登場したのは若きイケメン 
なかなかどうして目に意志が宿っています。

B-BOY風ファッションは今時としても、
足元の使いこまれたナイキや
ちょっとした体の仕草は…
スポーツをちゃんとやってるなあ…
という精悍な感じが漂っています。

あいさつもそこそこに、
自宅まで車でふたり… 

軽い会話…

口は重い…
はてしなく思い 
あいさつの声も小さい… 

救いはこちらの目をちゃんとみて
話そうとしてくれるところ。

家に着き まずはカルピスを飲む 
こういう時はカルピスだと用意しておいた。

…………………

それからの3時間近くは 
思えばあっという間でした。

気がつけば 公園でサッカーをやるには
あたりは暗くなってしまっていたほど。

カルピスを飲みながら 
まず今日はなんのためにきてもらったのか、 
僕がどんな人間なのかを簡単に話す。

急に連れた来られて戸惑ったでしょう? 

…「いえ…別に」

母さんにはなんて言われて来たの? 

…「とくになにも…いけばいいから…とだけ」


今からこのノートにお互いの自己紹介を
書きながら 話してゆこう。

僕も本音で話すから 

ゆうさく(本人がそう呼んでよいと許可をいただき)
もお願い

… 「はい」

質問は簡単に書き終わって 
お互いノートを交換 
質問し合う 
という感じではじまった。


あやのこうじ ゆうさく(仮名) 
16歳 B型 
神奈川県出身 
○○高校 普通科

●好きなスポーツは
  サッカー フットサル 観るのではなく やること

●なにをしている時間が好き
 フットサル 学校の休み時間に友達と話すこと

●行きたい外国
 スペイン 

●好きなアーティスト
 EMINEM  

●家族からどう思われているのか
 静か バカ

●友達からどう思われているか
 バカ ○○

●好きな教科とその理由
 現代社会 おもしろい

●最後の晩餐
 和食の朝食

●いまの自分は何点とその理由
 30点 やることをやっていないから


※○○とあるのは バカ バカ 
が印象的で 忘れてしまいました



…みなさんどう感じます この答え ・


僕としては、なかなか愉快な答えで 
こちらとしては突っ込みところ満載

でも、一番気にしなきゃいけないのは、
僕の方のノートを見て、
ゆうさくから質問が出てくるのか?
…っこと。

彼自身の覇気を少しでも引き出せないと
意味はないのですから。


僕からの質問の総量と彼からの質問の総量が
同じ程度なら理想ですが 
それは望むべくもなく 
少なくてもよいから
彼が自分の意志で質問してくれないと
単なるワンウエイな時間になってしまう。


結果として 
僕の答えに対しての食いつきは

「1961年の時代背景は どうだったんですか?」 

「ハン イエスルって 誰ですか?」

「自転車乗らないのですか?」

「現代国語のどこが面白いですか?」

「静岡の人って サッカーどこを応援しているのですか?」

「島をさまよう ってなにをするのですか?」


だいたいこんなところ。


対する僕の方は、

「バカ バカ って 思われていて腹が立たないのか?」

「和食の朝食…ってなぜ?」

「現代社会のどこが面白い?」

…このあたりから突っ込みがはじまり 
最終的には ゆううさくは

「みんなが行くから…という程度の
    動機しかないが大学生にはなりたい
 でも期末試験である程度の成果を
    上げられないと・・・

   まずは、3年制への進級があぶない

 テストまであと1週間とちょっとで…
    勉強しようと思うと遊びたくなり

 そういう自分はいけない
   と思っているんだけど、

   なかなか思うようにならなくて
 大学は父さんはできれば行けばと言い、

 母さんは飯は不味いが、うるさくて
    行かなければ家を追い出すと言う

 それ以前にダブりは格好悪いから
  …と自分でも思うし」

ということとなった。


井上雄彦の漫画にリアルな迫力を感じることや
好きなテレビゲームが似ていること 
デルピエーロとヨーロッパサッカーについて
などももちろん話した

こういう話は合わせる苦労もなんもない。

問題の進級は、総合の点数
(偏差値とは違うらしい。
 もう偏差値教育はないのでしたか)

次第で 詳しく聞くと 
現代社会以外は「低位安定」 
もっと詳しく聞くと 
教科によっての嫌いや苦手はそれほどなく 
であれば、得意を伸ばせ…とそのスタンスの話をした。

また現代国語に関しては 
思いがあっても他人に伝えられないのは 
意志とスキルの問題で 
スキルは現代国語で補えるから 
好きな教科とは別にかならず勉強を怠らないこと… 

などや 実は志望大学があることから 
そのあたりへの意志固めなど当面の話し 
学生の本分など 柄にもなく喋ってしまった。

終わり 

飯を食い 

駅まで送る。

改札を入る姿を見送っていたら 

情が湧き 
「がんばれ」と心でつぶやいた 

…と彼が振り返り 

ぺこりと頭を下げた。


…とここまで書くと 
なかなかいい感じであったように
思われるかもしれないが 
正直 手ごたえはない。

僕との会話で 彼がなにを感じ 
明日からの日常にどんな影響が生まれるのか 
まったくわからない。

最後まで なんだかわからんおっさん 
であったのかもしれない。

これでもへとへとに疲れたが 
それは僕が彼の“若さ”に当てられたことと、
自分の無力さのせいでしょう。

答えは見えている

「どうあれ若者は成長して
 自分の手でいろいろつかんでゆく」
 

「期末試験の成果は 人生のほんの些細なことと」

と考えるのは他人だからであり
答えを生きてきた経験者の分け知り顔でしかない。

今を生きている彼は、今がすべてなのだから。

期末試験の結果次第では 
学期末試験に向けての 
こんどは勉強そのものの手助けをしてあげたい 

と思う。

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