紋谷のソコヂカラ
全部の都道府県に、行ったことがありますか? [旅/土地]
投稿日時:2011/07/11(月) 23:12
通過しただけ というのは含めずにです。
僕は、昨年 やっと達成しました。
どの県もまだ行けていないエリアが
たくさん残っていますから、
制覇と呼ぶにはおこがましいですが、
それでも、最後の青森県に
足を運んだ時には小さな達成感がありました。
四十を過ぎても、温泉以外に
わざわざ日本のどこかに行こうと思ったことなどなく、
時間があるなら海外だ…
とここまで生きてきた僕が、
全県踏破(適当な言葉がないですね)できたのは、
友人の旅の仕事に便乗出来たおかげでした。
あるテーマが軸になる企画でしたが
訪れるエリアは僕が決めてよい
という話となり、だったらと
ここぞとばかりに行けていない
未踏エリアを推したわけです。
その段階で僕の未踏の県は
島根 鳥取 三重 和歌山 青森 鹿児島
の6県
どこかに行く途中で、思いついて下車して、
ぶらり散策ということができない。
「よし行こう!」と決意しないと
なかなか行く機会のないエリアです。
山陰の2県は 前からその存在は気になっていて
中国地方の北側に張り付き
山陽地方からも山越えになり容易に入れず
こうなんというか陸の孤島として取り残され、
独自の風土が形成されているそんな匂いが漂う場所。
同じ意味で紀伊半島の2県
こちらも 東から西への大動脈からは
外れている上に、半島の中央は険しい山ですから、
最短距離をすいすい行ける場所ではありません。
青森と鹿児島はともに本州の外れ
こちらも 目的がなければ訪れない場所。
そういう意味では残るべくして残った6県なのでした。
僕の場合
境界線(ボーダー)や吹き溜まり どん突き
こういう場所になぜか妙に惹かれてしまう。。
海外で言えば ボーダーの極みはイスタンブール
…アジアとアフリカとヨーロッパの文化が
行き交い混じり合い、長い年月の間に佇む…
もう、日がなボーっとしているだけでも
嬉しくなるそういう場所です。
吹き溜まりはチェコやボスニア・ヘルツェゴビナ
どん突きはポルトガルの感じ、
南米などは国と国との境界がしっかりしているのに、
全体的にあいまいで
コントラストをあまり感じないので、
境界線や吹き溜まり、
どん突きという観点では語れない気がします。
もちろん こちらは都市部のカオスな
感じがまた違う意味で良いのですが。
話を国内に戻します。
吹き溜まりを期待して島根、鳥取と三重、和歌山
どん突きの果てになにがあるのかを期待して
青森と鹿児島 分けるとこうなります。
ちなみにすべての県に友人がおります。
はい わかってます
吹き溜まりとか どん突きとか ひどいですよね
ごめんなさい差別表現(笑)
…でも、もちろん“良い意味で”ですから
えっ? 良い意味で吹き溜まりって、意味がわからん?
ですって。良い意味ですよ
わが故郷 静岡なんてどう頑張っても
吹きだまらないし どん突きらない …?
東から西から蹂躙され やれ、
「まだ静岡なのか?どんだけ長いんだ!」とか
「うなぎパイは夜のお菓子って…意味わかんね」とか
「毎日うなぎ食ってるだろ」とか
さんざん言われるのです
そのわりには 静岡の人って…
いいひとっぽいと決めつけられ
富士山と伊豆もそうだよね…
うん、もちろん知ってるし、
行ったことあるけど?
…全体的には知らないって県でして、
かなり悲しい立場なのです。
最後に残った4エリア6県
ひと旅ひと旅 なかなか趣のある道行きでした。
なかでも、個人的にいちばんよかったのは
青森です。
昨年の夏 ねぶた祭りにからめたことと、
らっせらー♪ だらけの居酒屋
ひとりで下北半島をバスで巡ったこと
夏の盛りの恐山 イカ釣り港のばあちゃん
やっと行けた寺山修司記念館
酸ケ湯温泉 青荷温泉
ぜんぶまとめて “どん突き”の濃さを感じました。
五能線を逃したので
次回はぜひ西回りでエントリーして、
津軽半島も回りたい。
さて、まあとにもかくにも
これで全県踏破をした もんや。
「それではもんやさん。
あなたが行った日本で、いちばんよかったと思える場所
いちばん好きな場所 何度でも行きたい場所
むしろ住んでもいいなあって思えるくらいの場所は
ありますか?」
と聞かれれば …
……あります。
たったひとつ。出来てしまいました。
日本でこんなに恋焦がれる場所ができるとは
実は思ってもいませんでした。
ということで 次回はその場所について
お話しします
って 前フリでございます。
僕は、昨年 やっと達成しました。
どの県もまだ行けていないエリアが
たくさん残っていますから、
制覇と呼ぶにはおこがましいですが、
それでも、最後の青森県に
足を運んだ時には小さな達成感がありました。
四十を過ぎても、温泉以外に
わざわざ日本のどこかに行こうと思ったことなどなく、
時間があるなら海外だ…
とここまで生きてきた僕が、
全県踏破(適当な言葉がないですね)できたのは、
友人の旅の仕事に便乗出来たおかげでした。
あるテーマが軸になる企画でしたが
訪れるエリアは僕が決めてよい
という話となり、だったらと
ここぞとばかりに行けていない
未踏エリアを推したわけです。
その段階で僕の未踏の県は
島根 鳥取 三重 和歌山 青森 鹿児島
の6県
どこかに行く途中で、思いついて下車して、
ぶらり散策ということができない。
「よし行こう!」と決意しないと
なかなか行く機会のないエリアです。
山陰の2県は 前からその存在は気になっていて
中国地方の北側に張り付き
山陽地方からも山越えになり容易に入れず
こうなんというか陸の孤島として取り残され、
独自の風土が形成されているそんな匂いが漂う場所。
同じ意味で紀伊半島の2県
こちらも 東から西への大動脈からは
外れている上に、半島の中央は険しい山ですから、
最短距離をすいすい行ける場所ではありません。
青森と鹿児島はともに本州の外れ
こちらも 目的がなければ訪れない場所。
そういう意味では残るべくして残った6県なのでした。
僕の場合
境界線(ボーダー)や吹き溜まり どん突き
こういう場所になぜか妙に惹かれてしまう。。
海外で言えば ボーダーの極みはイスタンブール
…アジアとアフリカとヨーロッパの文化が
行き交い混じり合い、長い年月の間に佇む…
もう、日がなボーっとしているだけでも
嬉しくなるそういう場所です。
吹き溜まりはチェコやボスニア・ヘルツェゴビナ
どん突きはポルトガルの感じ、
南米などは国と国との境界がしっかりしているのに、
全体的にあいまいで
コントラストをあまり感じないので、
境界線や吹き溜まり、
どん突きという観点では語れない気がします。
もちろん こちらは都市部のカオスな
感じがまた違う意味で良いのですが。
話を国内に戻します。
吹き溜まりを期待して島根、鳥取と三重、和歌山
どん突きの果てになにがあるのかを期待して
青森と鹿児島 分けるとこうなります。
ちなみにすべての県に友人がおります。
はい わかってます
吹き溜まりとか どん突きとか ひどいですよね
ごめんなさい差別表現(笑)
…でも、もちろん“良い意味で”ですから
えっ? 良い意味で吹き溜まりって、意味がわからん?
ですって。良い意味ですよ
わが故郷 静岡なんてどう頑張っても
吹きだまらないし どん突きらない …?
東から西から蹂躙され やれ、
「まだ静岡なのか?どんだけ長いんだ!」とか
「うなぎパイは夜のお菓子って…意味わかんね」とか
「毎日うなぎ食ってるだろ」とか
さんざん言われるのです
そのわりには 静岡の人って…
いいひとっぽいと決めつけられ
富士山と伊豆もそうだよね…
うん、もちろん知ってるし、
行ったことあるけど?
…全体的には知らないって県でして、
かなり悲しい立場なのです。
最後に残った4エリア6県
ひと旅ひと旅 なかなか趣のある道行きでした。
なかでも、個人的にいちばんよかったのは
青森です。
昨年の夏 ねぶた祭りにからめたことと、
らっせらー♪ だらけの居酒屋
ひとりで下北半島をバスで巡ったこと
夏の盛りの恐山 イカ釣り港のばあちゃん
やっと行けた寺山修司記念館
酸ケ湯温泉 青荷温泉
ぜんぶまとめて “どん突き”の濃さを感じました。
五能線を逃したので
次回はぜひ西回りでエントリーして、
津軽半島も回りたい。
さて、まあとにもかくにも
これで全県踏破をした もんや。
「それではもんやさん。
あなたが行った日本で、いちばんよかったと思える場所
いちばん好きな場所 何度でも行きたい場所
むしろ住んでもいいなあって思えるくらいの場所は
ありますか?」
と聞かれれば …
……あります。
たったひとつ。出来てしまいました。
日本でこんなに恋焦がれる場所ができるとは
実は思ってもいませんでした。
ということで 次回はその場所について
お話しします
って 前フリでございます。
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